ここではLinuxの代表的なディストリビューションのひとつである「Fedora10」を例に、BOINCのインストール方法をご紹介します。 なお、「Fedora10」のインストール方法については触れませんので、Google先生に尋ねるなどして調べてください。 ちなみに、Fedora10以外でも「CentOS」などのRed Hat系であるなら、ここのインストール方法が適用できると思われます。
yumによるインストールは、最新ではないバージョンが用意されていることがあります。 この記事を用意している時点で、rpmパッケージのバージョンは6.2.15でしたが、Webサイトからダウンロードできるバージョンは6.4.5でした。 バージョン6.4.5について、知りうる範囲では特に問題を確認していませんので、新しいものを選択することにします。 なお、「yum」については触れませんので、Google先生に尋ねるなどして調べてください。
Fedora10をインストールすると、Firefox3がブラウザとして設定されています。
「http://boinc.berkeley.edu/」を開いてください。
リンクからダウンロードページに移動します。
ページを移動すると、訪問しているPCに適したダウンロードリンクが表示されているはずです。
今回はFedora10、つまりLinux向けのダウンロードリンクが表示されました。
Firefoxの初期設定のままであれば、shファイルを保存するダイアログが表示されます。
保存ボタンを押すと、ユーザーディレクトリにあるダウンロードディレクトリに保存されます。
保存されたBOINCのパッケージを確認します。
デスクトップに表示されているホームアイコンから、ダウンロードディレクトリを開きます。
パッケージはバイナリを含むシェルスクリプトになっており、shコマンドで展開すると、BOINCというディレクトリを作ってその中にファイルを解答します。
ユーザーのルートディレクトリにパッケージを移動しておくと、何かと便利だと思われます。
Linuxの初期設定では、パッケージファイルをダブルクリックしても展開や実行されることはありません。
ターミナル(端末)より、コマンドを入力する必要があります。
ターミナルを起動するコマンドは、メニューから選択できます。
Linuxの初期設定では、パッケージファイルをダブルクリックしても展開や実行されることはありません。 ターミナル(端末)より、コマンドを入力する必要があります。 ターミナルを起動するコマンドは、メニューから選択できます。
[404@localhost ~]$ ls boinc_6.4.5_i686-pc-linux-gnu.sh テンプレート ドキュメント 音楽 公開 ダウンロード デスクトップ ビデオ 画像
「boinc_6.4.5_i686-pc-linux-gnu.sh」というファイルが表示されました。
[404@localhost ~]$ sh ./boinc_6.4.5_i686-pc-linux-gnu.sh use /home/404/BOINC/run_manager to start BOINC
「run_manager」を実行するように表示されました。 念のため、正常に展開されたかどうかを確認します。
[404@localhost ~]$ ls BOINC ダウンロード デスクトップ ビデオ 画像 boinc_6.4.5_i686-pc-linux-gnu.sh テンプレート ドキュメント 音楽 公開
bopincディレクトリが作成されています。 カレントディレクトリを移動してからさらにファイルを確認してみましょう。
[404@localhost ~]$ cd BOINC [404@localhost BOINC]$ ls binstall.sh boincmgr boincmgr.48x48.png locale boinc boincmgr.16x16.png ca-bundle.crt run_client boinccmd boincmgr.32x32.png libcudart.so run_manager
これで、BOINCディレクトリの中にファイルが解答されました。 ついでなので、バージョンも確認しておきましょう。
[404@localhost BOINC]$ ./boinc --version 6.4.5 i686-pc-linux-gnu
ダウンロードしたパッケージのバージョンと同じであれば問題ありません。 これより、先ほど指定されたCUIによる手順から離れ(無視し)て、GUIの機能を利用して進めます。
デスクトップのユーザーアイコンからBOINCディレクトリを開きます。
「boincmgr」アイコンをダブルクリックします。
Windowsユーザーにとっては見慣れたダイアログが表示されました。
「次に」を選択して先に進めます。
ここでは、「WorlCommunityGrid」に参加します。
すでにWCGに参加していれば、アカウント情報を入力します。
初めての場合は、WCGのサイトからユーザー登録を行う必要があります。
すでにWCGに参加していれば、アカウント情報を入力します。
初めての場合は、WCGのサイトからユーザー登録を行う必要があります。
これまでの設定に問題がなければ、BOINCマネージャで進捗が確認できます。
グラフィックの配置がずれていますが、動作には問題ないようです。
詳しい情報を確認するには、BOINCマネージャの右下にある「Advanced View」を選択します。
タブ「プロジェクト」を選択すると、BOINCに登録されているプロジェクトを確認できます。
細かな設定や説明については、2ちゃんねるのBOINCスレッドで質問をするか、 BOINC Team 2ch Wikiで調べてみてください。 もちろんGoogle先生に尋ねてみるのもいいかもしれません。